ウィンドリペアとは、フロントガラスのキズ・ヒビ割れの部分に樹脂を注入する
事で割れの伸びを止め、目立たなくするものです。
高価なフロントガラスの交換費用に比べ、2分の1から4分の1に軽減することが出来ます。
また、修理に際してはウインドシールドを脱着しないので、修理後の雨濡れ等の心配もありません。
右写真のように、 修理可能な状態のうちにお早目の
ヒビが拡がってしまった場合は、
ウィンドリペア修理が出来ず、ガラス交換が必要になります。
ご来店をお奨めいたします!
飛び石によるヒビ割れの修理による注意事項
ただし、リペアは修復した後でも、ヒビが伸びないとは限りません。
急激な温度変化や振動などにより、大きく広がってしまう可能性もあることをご承知おきください。 また、修理した痕跡は、当然修復前よりは目立たなくなりますが、跡が残るということを同時にご理解下さい。 少しでも跡が気になる方は、ガラス交換をお勧め致します。
(注)走行中 飛び石が当たった所には、傷の中に水分やホコリなどが入らないように、直ぐにテープを貼っておく事をお勧めします。 (養生テープ セロハンテープ)など
①飛び石による割れが生じた傷口にドリルで穴をあけ レジン(樹脂液)を隅々まで流し込こみます。
このドリリングは、慎重に行いませんとガラスに余計なキズを付けてしまったりすることがありますので、熟練した技術が必要な工程です。 また、この時にキズ口に撥水剤が付いていたり、傷の中に水が入ってしまっていると、キレイに仕上がりませんので、撥水剤を研磨除去したり、 水分が入っている時には、乾燥をさせます。
②まず、キズの中の空気を抜くために、インジェクターで吸引(バキューム)しヒビの中を真空状態にします。
そして、空気を抜いて真空にした状態で、レジンを注入しその後加圧します。
この工程で、レジンをキズの先端まで浸透させることが必要です。吸引(バキューム)と加圧(プレス)をキズへの浸透状況を見ながら繰り返し行います。
③キズの中へレジンを浸透させ、インジェクターを加圧(プレス)した状態で紫外線硬化ランプによって、レジンを硬化させます。
完全な硬化は、レジンのヤセやキズの伸びを大幅に減少し、美しい仕上がりになります。
④キズの先端までレジンを浸透させて硬化させた後、傷の中に浸透させたレジンとは別のレジンで、傷口を平らに埋めます。
ピットレジンといわれる、粘性が強く硬化すると非常に硬くなる種類のレジンを傷口に垂らして、再度紫外線硬化ランプで固めます。
それから、カッターを使用し硬化したレジンの盛り上がった部分を削ぎ落とし、コンパウンドで最終仕上げをし、終了となります。
リペア前に比較しますと、明らかに目立たなくなりますが、リペアのいちばんの目的は、
「ヒビが延びにくくすること」にありますので「元の状態」に戻すことは出来ませんが、施工後、飛び石による衝撃点と、修復による施工跡は残ります。
又、フロントガラスにかかっている力によって、作業中に割れが広がる事もありますその場合はガラス交換となりますのでご承知おきください。
万一、伸びてしまった場合には、フロントガラスの交換となりますが、弊社では出来る限りお客様のご負担にならないように交換をご提案させていただきます。
10円玉に隠れる ヒビ1ケ所修理料金 |
10円玉に隠れる ヒビ2ケ所修理料金 |
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軽自動車 | 13,200円 | 左記料金プラス |
普通自動車、2tトラック | 16,500円 | |
輸入車、4tトラック | 19,800円 | |
バス | 33,000円 | |
ガラス表面のカケは、5,500円~となります。 |
※ 上記の修理価格は、ホームページ特別価格となっております。
※ 割れの状況によっては、ウィンドリペアによる修復が出来ない場合がございます。